趣旨・目的 Objectives


日本は50年後、人口が1億2,800万人から8,700万人に、生産年齢人口が8,200万人から4,400万人に減少すると言われています。今後も外国人の受け入れは不可避であり、既に日本国内に住む外国人は、今や欠かすことのできない社会の構成員になっています。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、外国人に対する「おもてなし」力を高めることが求められていますが、在日外国人と日本人が国内で共に生きる文化を向上することが第一に必要であると考えます。
 私たちは、お互いの多様性を尊重しつつも、違いを超えた共通のアイデンティティとビジョンを共有するという新しい多文化共生の在り方を提示してきました。  この度、その多文化共生のコンセプトの可能性や、在日外国人が抱える課題や日本社会への提言を当事者が自ら議論し、発信していくのが「多文化おもてなしフェスティバル」です。  このフェスティバルは2015年から実施しており、日本国内の多文化共生を推進するポジティブな文化創造を目指し、その準備過程を通して、外国人と日本人、そして国を超えた外国人同士の協働ネットワークを強化し、「おもてなし」力の向上に貢献していきます。  3回目となる2017年は、外国にルーツのあるユース(若者)のエンパワーメントに力を入れ、彼らが自らの言葉で社会に意見やメッセージを発信する場を提供していきます。
 また、パネルディスカッションでは、若者にとって最大の関心事の一つである、「就労」にスポットをあて、多文化共生の視点から見た、「働き方改革」を一緒に考える機会を持ちます。  2016年のフェスティバルの様子はコチラをご覧ください。 ※なぜ「多文化おもてなしフェスティバル」=「Multicultural One Family Festival」なのでしょうか? それは、私たちが考える「おもてなし」とは、「もてなす」「もてなされる」という一方向のものではなく、お互いが国や文化を超えて相手を受け入れ、交流するという双方向のコミュニケーションであり、まさに家族関係そのものだから。そんな思いを込めて、One Familyという訳語を充てました。